粗品って誰?競馬を始めたきっかけは?競馬予想の実力や予想方法、予想が見れる場所を紹介!

粗品って誰?競馬を始めたきっかけは?競馬予想の実力や予想方法、予想が見れる場所を紹介!

粗品って誰?

吉本興業東京所属のお笑いタレントで、M-1グランプリやR-1グランプリの優勝経験もある粗品さんですが、芸能界きってのギャンブル好きとしても有名です。

競馬をはじめ、競艇、競輪やパチンコ、パチスロなど様々なギャンブルを趣味としていて、豪快な賭け方やギャンブルによる借金の噂など様々なエピソードがあります。

今回はそんな粗品さんについてご紹介していきたいと思います。

粗品ってどんな人?

趣味は、アニメ、ゲーム、パソコン、音楽、麻雀、パチンコ、競馬で、趣味のゲーム「Call of Duty」に関しては、自身のYouTubeチャンネルで「Call of Duty Warzone」の配信をしばしば行なっており、同ゲームの人気実況者「ハセシン」や「Rush GP」とコラボしたこともある程です。

また、無類のギャンブル好きとしても知られており、自身のYouTubeチャンネルで競艇や競馬を3日間行い700万円負けたことがあるそうです。

チャンネル内では生涯収支マイナス1億円君を名乗っており、競馬予想をしてその予想を盛大に外すことが恒例となっています。

本命馬の敗退が続いていることや、本命に推した人気馬に出遅れや落鉄などのトラブルが起きたり、不可解な失速を招いたりすることがしばしば起こっていることから、ネット上で「粗品の呪い」と話題になり、レース後に「粗品の呪い」がトレンド入りすることもあります。

特技はタイピング、音楽全般、じゃんけんで、絶対音感を持っており、「本質で笑う声」、「芸人が好きだから笑っているだけの声」などの様々な種類の笑い声を聞き分けることができるそうです。

2022年に普通自動車運転免許を取得し、初めての愛車としてレクサス・UXを購入したが、納車数日後に運転席側のバンパーに傷をつけています。

漫才のつかみとして、自らの顔を「スプーンに映った小栗旬」、「三面鏡の奥の方にいる小栗旬」と例えるくだりがあります。

一人っ子で、昔から病弱だった父は、粗品が高校3年の時に父が余命1年との宣告を受け、その夜「あと1年あるから、家族で何処何処に行こう」と泣きながら話したそうですが、翌月で他界しています。

粗品曰く父は「ボケが弱い」人だったが、亡くなった時に「ボケ強い」と思い、自慢の父として「すべらない話」でこのエピソードを披露しています。

粗品の父が病に倒れ自宅療養をした際に「沢山水分を取らなきゃならない」と医師から指示されたが、父は床から上がれず声も出しにくいほどの重病だったため、家族に欲しい飲み物を知らせることが出来るよう、粗品が父にハンドベルを購入し、音階ごとに飲みたい物の種類を振り分け、絶対音感のある母と2人で飲み物を出していたそうです。

そんな生活が続いたある日、父が拙い音で「きよしこの夜」を弾いていた。その日はクリスマスで、父が「クリスマスに倒れて楽しみを奪って情けない」と泣いているのを見た粗品も泣いていたところ、母は「大量の飲み物を欲しがっている」と勘違いし、家中の飲み物を抱えて部屋に入ってきたといいます。

また、2歳の頃からピアノを習っていたほか、学生時代にジュニアオーケストラで指揮するなど音楽への造詣が深く、邦楽ロック、アニソン、クラシックなど幅広いジャンルに精通しています。

クラシック音楽の指揮者では佐渡裕の大ファンで、毎年の暮れには、「サントリー1万人の第九」のダイジェスト番組を欠かさず見ているそうで、2018年の『M-1グランプリ』優勝後のインタビューで「いつか出たい番組は?」と訊かれた時にも、「『1万人の第九』」と即答している程です。

さらに、そのやり取りを報道で知った佐渡からのオファーで、相方のせいやと共に翌2019年の第37回公演へゲスト出演がきまり、第2部の前には、2018年の公演まで主に俳優が担っていた「よろこびのうた」の朗読を、お笑い芸人として初めて任されました。

第35回の朗読を小栗旬が担当したことにちなんで、「100万回ダビングした小栗旬です」と挨拶してから朗読を開始、シリアスな朗読の合間に、後述するフリップ漫談を応用した「スクリーン芸」を通じて、シラーやルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが作品に込めたメッセージを解説する異色の構成で場内の喝采を浴びました。

翌2020年の第38回公演では、佐渡からの指名で総合司会に起用され、開催地の大阪府内における新型コロナウイルス感染者急増の影響で、本番の2週間前に史上初めての無観客公演へ急遽変更される事態に直面しながらも、お笑い芸人としては初めての大役を務めました。

競馬予想の実力

粗品の呪いとは

粗品さんは自他ともに認めるギャンブル大好き芸人ですが、特に勝率何割といった輝かしい経歴があるわけではなく、負けが込んでいるタイプのギャンブラーです。

ギャンブルが原因の数千万円の借金もあり、生涯収支はマイナス1億円を自称している程です。

自身が運営しているYouTubeチャンネルでは、競馬予想などをしているのだが、これがことごとく外れてしまうなど、本人としては真剣に予想をしているのだが、皮肉なことにはずれる度にその姿が注目を集めるようになります。

有名レースはもちろん、本命馬ですら粗品さんの予想に入ると負けるという事態が発生たことがきっかけとなり、ネット上で「粗品の呪い」という言葉が誕生しました。

2021年12月の「有馬記念」で粗品氏は、1番人気のエフフォーリアを単勝で買うことを宣言しましたが、なぜか当日のレース後に予想を大きく変えて別の馬に賭けていたことを告白。

なおこの日に優勝したのは大方の予想通りのエフフォーリアだったため、ネット上では粗品氏のあまりの運の無さが一気に話題となりました。

そして、見事というか不名誉ながらも「粗品の呪い」がTwitterのトレンド入りを果たしてしまいます。

以降、粗品氏と予想がかぶると「粗品の呪い」を恐れる人が現れるようになり、ギャンブルに負けたこと自体を「粗品の呪い」と呼ぶようになりました。

100万円を京アニに寄付

粗品さんは、本格的なアニメファンとしても知られていて、競馬で当てた金額を京アニに寄付したことでも話題となりました。

粗品さんは、自身のTwitterで『長門に来る馬教えてもらった』というコメントと共に、2枚の画像を投稿しました。

1枚目は、小倉3Rで8番の馬の複勝を888,800円買い、見事的中したことがわかるもので、もう1枚の写真は、そのレースの払戻金1,155,440円を京都アニメーションの口座に振り込んだことがわかるものでした。

この金額については「涼宮ハルヒの憂鬱」のエピソードとして有名な「エンドレスエイト」に掛けて、88万8800円を8番の馬に賭けたものが的中した金額でした。

これにはアニメファンや競馬ファンから称賛の声があがっており、100万円もの金額を寄付することは簡単ではなく、霜降り明星「粗品」が注目されている理由がわかります。

キセキに単勝100万円

粗品さんは2021年12月25日に自信のYouTubeチャンネルで、「生涯収支マイナス1億円君の有馬記念予想」と題した動画を公開し、「有馬記念の本命は10番エフフォーリア」と発表しました。

粗品さんはこの年の秋、GIレース予想を自身のYouTubeチャンネルで公開しており、粗品が馬券を買わなかったら本命馬が来る、買ったら本命馬が来ないという展開が続いていました。

しかし、レースはエフフォーリアが快勝という結果となり、ネット上では「呪い解かれて良かったね」「あたっとるやんけ」などの声が相次いでいました。

しかしその後、投稿された粗品さんのYouTubeチャンネルにて、粗品さんはエフフォーリアの馬券を「買ってません…」と告白し、15番のキセキの単勝に100万円をつぎ込んだ馬券を公開しました。

粗品さんによると、「キセキの単勝が30倍くらいだったんで、3000万当てて、すべての仕事を辞めようと思ってました。」とのことで、SNS上では、「粗品が買わないからエフフォーリアが来た」等の声が上がり、ここでも「粗品の呪い」が発揮されたと話題になりました。

配当金1億4520万円

「生涯収支マイナス1億円君の菊花賞予想」というタイトルで馬連の予想を公開しました。

粗品さんは「3‐2・5・9・14・17・18」に「もし買うなら1点600万円くらいですかね」と明らかにしていました。

そして実際のレースの結果は「3-18」となり、見事的中、オッズは24.2倍といわゆる万馬券ではないものの、本当に600万円分買っていれば1億4520万円の配当金が入ることになり、動画のコメント欄も一気に『いや、レース内容もしっかり当たっとるやんけ。流石!』、『レース終わったらまさかのド的中しててワロタ!ほんまに一点600万でいってたら完全に捲ってる!』『1億4000万おめでとうございます』などお祭り状態になりました。

しかし翌日、粗品さんは「本日の菊花賞について」と題した動画をアップし、前日とはうってかわって覇気のない声で「予想が的中しました。でも、買えてません‥‥買えてません」とまさかの告白。

続けて「なんていうんでしょう。ホンマに来るとは思ってなかっ‥‥いや、ていうか、なんなんですかね。すいません。昨日は本気で予想したんです、よね、もちろん。めちゃめちゃ自信はあったんですけど、いかんせん“生涯収支マイナス1億円君”なので、頭のどこかで『あ、どうせ俺また負けるんやろな』って」とマイナス思考に陥ってしまい馬券を購入できていなかったことを明らかにしました。

粗品さんはその後、自身の予想が的中し購入できていれば、1億超えになったことに動揺し、母親にも電話したそうです。

これからも手に入るはずだった1億円を取り返しにいきたいと決意を新たにしながら、最後は悔しさがあふれ出たのか、イスからころげ落ちながら絶叫して動画は終了しました。

しかしネットでは馬券を買っていなかったことに対して『タレントがYouTubeで予想したなら、買うところまでが仕事という気がする』、『買わなかった馬券に的中もクソもあるか』、『買わなきゃ当たらんのよ。予想やって当たっててもなんの意味もないんだわ』などと厳しい声が書き込まれました。

「粗品のギャンブル好きは有名で、1月に出演した『ダウンタウンDXDX2021最強運スペシャル』では3日で700万円負けたこともあることが明かされました。

当然、借金もあるようで、粗品は『年々増えていってる』『負債は会社ぐらいあるんですけど』などと告白、YouTubeチャンネルにもギャンブルと借金ネタの動画が多数投稿され、7月に公開した動画では総額480万円にもなる腕時計を2本自慢しながら、所属している吉本興業にも金を借りていることを明かしています。

まさに“令和の破滅型芸人”であり、自ら“生涯収支マイナス1億円君”と自称するのもダテではないと言えます。

粗品の競馬予想方法

競馬予想のベースとなるものは様々で、「血統理論」、「前走」、「騎手」、「厩舎」、「サイン」の他にも多数存在していますが、その中でも粗品さんの主な予想スタイルは「展開」がベースとなっているようです。

動画で予想を公開するときに、よく話しているのが「レースのスタートからゴールまでをシミュレーションして、どの馬がどのポジションにいるのかは完璧にわかった」ということです。

過去のレースや、騎手などから馬がどのポジションに位置してレースが流れていくのか、そして最終コーナーで先団にいる馬は?直線で差してくる馬は?などの展開を予想して、前残りの展開になるのか?一気に差しが決まる展開になるのか予想しているようです。

展開さえつかめれば、後はゴール時点で前にいる馬達からチョイスしていく方法です。

展開を掴むには、出走馬全ての特徴や騎手のレースの運び方の傾向、コースの特性などあらゆるファクターを熟知することが必要となるので、この方法で予想している粗品さんは競馬の的中率の云々の前に、芸能人予想家の中ではハイレベルな予想家と言えるでしょう。

選出馬や騎手の傾向

粗品さんの競馬予想の傾向を見ると、極端な穴馬を軸にすることはあまりありませんね。かと言ってグリグリの1番人気馬を本命にすることも珍しい、基本的に3~6番人気くらいの中穴の馬を本命に挙げることが多いようです。

中穴本命にすると、人気サイドで決まった場合でもある程度の配当が期待できてトリガミがない、人気薄との組み合わせで超高配当も狙える組み合わせなので、ギャンブル好きの粗品さんにとっては最も印をつけやすいのがこの人気レンジの馬になるのでしょう。

また、動画では馬券が外れたときに結構な勢いで騎手をディスるシーンもありますが、たまに好きな騎手について言及していることもあります。

まず挙げられるのが坂井瑠星騎手で、2022年の秋華賞をスタニングローズで制覇し初G1を獲得した若武者です。

坂井騎手は、7番人気くらいの人気薄の馬でも持ってくることが多いので、中穴狙いの粗品さんにとっては相性が最もいい騎手になるのかもしれません。

ちなみに3枠の坂井瑠星は鉄板とまで言い放ってるほどです。

もう1人よく名前を挙げられるのが岩田康誠騎手です。

言わずとしれたJRA現役の中でも超ベテランでありながらいまだに活躍を続けているレジェンドの1人です。

岩田騎手の魅力は、強引とも言えるイン突き。

これはよほど自分の騎乗に自信を持っていること、そして勝負に対しての貧欲さを持ち合わせている騎手でなければできません。

新潟の直線1000m以外のレースは全てコースを回ります。

当然ですがインコースを回った方が絶対に距離のロスが少なくて有利なのですが、先頭でインを回れなかった場合は直線で前の馬が壁になってしまい、伸びてこないというケースが多々あります。

しかし、岩田騎手はその壁をこじ開けて突っ込んでくる戦法を得意としているので、少し実力が劣る馬に騎乗したときでも、有利なインコースを回りながら最後に差し切るといったことができるのです。

人気薄で万馬券の立役者となることも多いので、粗品さんだけでなく穴党にとってはまさに神とも言える騎手のようです。

粗品の予想が見られる場所はある?

粗品さんは主にYouTubeで自身の予想動画を投稿しています。

「生涯収支マイナス一億円君」で1番多く競馬予想をあげていますが、他にも「複勝生活激アツ君」や「トリプル馬連キャリーオーバー君」等様々なキャラクターと買い目で競馬の予想を行っているようです。

また、2022年の4月からは競馬エイトにて粗品さんの連載を持つようになったようで、コーナー名は「粗品のタコ負けしようや」です。

気になった方は是非チェックしてみてください。

まとめ

今回の記事では霜降り明星の粗品さんについてご紹介していきました。

お笑い界で一世風靡し、現在もなお活躍している霜降り明星の粗品さんは大の競馬好きとして現在も競馬予想を続けています。

的中率や回収率は決して高くはないでしょうが、予想内容や「粗品の呪い」等一定の信頼があるのも事実で、競馬ファンにこれからも注目され続けることでしょう。

気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

本間真一郎

1978年12月22日生。東京大学経済学部中退。 某大手商社で役職に就く典型的なエリートでかなりの知的派。その一方で趣味の競馬歴は既に20年を超えており、2021年のエリ女で3連単を的中させたことを未だに友人に自慢している。 好きな馬はもちろんアカイイト。 趣味は車とウイスキー。最近横浜にバーを開店させたオーナーとしての一面もある。 好きな言葉は「明日の百より今日の五十」。

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