福島競馬場へのアクセスや入場、指定席の取り方は?重賞スケジュールや馬場傾向、距離&コース毎のデータ攻略と予想方法

福島競馬場へのアクセスや入場、指定席の取り方は?重賞スケジュールや馬場傾向、距離&コース毎のデータ攻略と予想方法

福島競馬場って?

福島競馬場は福島県福島市松浪市にある中央競馬の競馬場です。

開設は1918年で、1997年にリニューアルされています。

中央競馬を開催する競馬場では最も小さく、レースの大半を1勝クラス条件戦と、未勝利戦が占めています。

ドイツ連邦共和国のバーデンバーデン競馬場と連携しており、交換競争も行われています。

薄暮競争は行われていませんが、2013年から第2回相当の7月の開催について、最終競走の発想を16時半に繰り下げて開催しています。

今回はそんな福島競馬場についてご紹介していきたいと思います。

福島競馬場の歴史

静岡県の藤枝競馬倶楽部から移転する形で公認競馬を誘致した福島競馬倶楽部が使用する競馬場として、1918年に建設され、同年6月に初の競馬が開催されました。

1923年~1937年の春季開催には帝室御賞典が施行されました。

1931年春季開催には、日本で初めての複勝式馬券を発売、1999年第3回開催にはワイドの先行発売、2002年第1回開催には馬単・3連複の先行発売と全国導入に先駆けて新種の馬券を導入することが多くありました。

1937年の秋季開催から主催が日本競馬会に移行されましたが、第二次世界大戦の為、1943年限りで競馬開催が休止しました。

終戦後には食糧難対策として農場として使用され、国営競馬移管後の1949年9月に競馬開催が再開しました。

日本競馬会移管以降は重賞に相当する競争は施行されませんでしたが、1965年にオープン特別として施行されていた七夕賞・福島記念が格上げされる形で創設されました。

1972年は前年からの馬インフルエンザ騒動の影響で1・2月に中央競馬開催が中止された振替として、急遽春季開催が組まれ、例年正月競馬重賞として組まれている日刊スポーツ賞金杯が当競馬場で4月30日に施行されました。

1987年には大型映像ディスプレイが竣工されました。

2003年に日程の見直しが行われ、前年までの夏1開催・秋2開催から、春・夏・秋各1開催に変更されています。

これに伴い、カブトヤマ記念が秋から春に移行しましたが、この年の開催を以て廃止となり、2004年からはこれに代わる重賞競走として、福島牝馬ステークスが創設されています。

2007年に行われた競馬法施行規則の改定で、全10競馬場年間288日間の開催日程の範囲であれば原則8日間の1開催の日程を調整したうえで増減できるようになったことから、2008年以後「馬場保護と競走馬の安定した出走サイクル確保」の観点という名目で、4月の第1回開催を6日間、10-11月の第3回開催を10日間にそれぞれ変更されました。

2010年4月17日に前晩からの降雪で開催中止となりました。福島競馬場において競馬開催が降雪で中止になったのは初めてで、福島を含むJRAの全中央競馬場において、4月に競馬開催が降雪で中止になった前例はありません。

2012年4月7日に一連の東日本大震災発生により1年間にわたり休止になっていましたが、原発事故の影響による放射性物質の除染を目的とした芝コースの一部張替えやダートコースの砂入れ替え、施設復旧工事を終え、この日より「福島復興祈念競馬」として約1年半ぶりの競馬開催を再開しました

2021年2月13日に発生した福島県沖地震により、天井パネルやスプリンクラーが破損するなどの影響が出て、翌14日のパークウインズとしての営業を中止しました。

4月10日からの福島競馬開催を目指して復旧作業を急いでいましたが、当初の予想よりも被害が大きく開催を断念し、新潟競馬場で代替開催が行われることが決まりました。

第1回開催全日は地震の影響による来場者エリアの復旧に時間を要するため、客を入れずに「無観客競馬」として開催されました

2022年3月16日に発生した福島県沖地震により、パークウインズに一部破損が認められるため19日から21日の営業を中止、施設の点検調査への時間所要が考慮され、第1回福島競馬の第1日・第2日となる4月9日・10日の開催を中止することになりました。

その後、復旧箇所が広範囲にわたるという理由で、パークウインズとしての営業休止を3月27日まで延長し、4月2日から利用エリアの一部制限を加えたうえで営業再開とすること、また4月9日開幕予定とした第1回福島開催の開幕を実質順延し、4月16日から5月1日までとしたうえで、無観客開催とすることが発表されました。

福島競馬場のコースの特徴

コースは右回りで、芝の1周距離が1600m、ダートは1444.6mという福島競馬場は、JRA全競馬場の中で最も1周の距離が短い競馬場です。

とはいえ、コースには独特な起伏がつけられており、3・4コーナーにはスパイラルカーブを採用されており、スリリングなレースが楽しめるように、工夫が凝らされています。

勾配自体は決してきつくはないですが、コース1周する間にアップダウンを2回繰り返すというかなりユニークな作りの競馬場となっています。

福島競馬場のレース傾向

福島競馬場 芝1200m

トラックバイアスが最も影響を与える条件のため、甲斐なく週の先行有利からの崩れ具合がポイントとなります。

サクラバクシンオーの時代ではないので、種牡馬のランキングが不安定化するのはともかく、ローカルの芝短距離戦ですべての枠の連対率が10%台前半というのはまずないでしょう。

馬上の状態次第というのは、タイキシャトルとヨハネスブルグの回収率の高さからも理解できます。

福島競馬場 芝1800m

意外と差しが届くのは、雨が多い時期と重なるからです。

差し馬の勝率が7.3%というのは、ローカル同距離同脚質で最高の数値です。

福島1700m戦が近年減少しておりこちらがメインです。

福島牝馬Sが同行ではなく、オーソドックスなローカルの1800戦では、中山のようなゴール前一変は無くても、うまく捲る馬や荒れ馬場を利して差してくる馬がいるので、この結果は季節性のものであると言えます。

福島競馬場 芝2000m

1コーナーまで距離が取れる構造も、直線は短いので極端な策がハマりそうでハマりません。

逃げ切りはローカルだから当然あるとしても、100レース以上の内で15勝と、大して有利という訳でもなく、追い込みはまさかの勝ち馬無しとなっており、ほとんどが無難に立ち回った馬の競馬となっています。

重賞のみ強気の押し切りが決まると覚えておきましょう。

福島競馬場 芝2600m

長距離向きの種牡馬の産駒が持続力勝負でねじ伏せて見せる舞台です。

ステイゴールド・オルフェーヴル親仔で、3割方のレースを制し、高確率で連対馬が登場しているという事からも、有馬記念か3000m以上のG1タイトルを持っている競走馬だったか、道悪の中距離G1を勝ってきた馬の仔が走ります。

福島競馬場 ダート1000m・ダート1150m

極端に逃げ馬が有利なため、ダート短距離専門の種牡馬を確実に押さえておきたいです。

勝ち星はサウスヴィグラスとゴールドアリュールでトントンだとしても、絶対数の関係で、数字はゴールドアリュールの方が上位名がら、生き切った方が有利なので、他場より短い設定を加味して、ロケットスタート型を見つけましょう。

福島競馬場 ダート1700m

謎の2004年クラシック世代上位独占を偏った傾向から、他のコースより軽い性質が現れています。

首位のキングカメハメハはすでに、ルーラーシップやロードカナロアという後継種牡馬を出していて、これからも活躍中なので、スワーヴリチャードやキタサンブラックにも注目したい所です。

福島競馬場 ダート2400m

年1度くらいのペースで施行の距離でのデータが少ないですが、勝ち馬を出した種牡馬の単勝回収率が異常なので、5番人気以下を買っていくのがいいでしょう。

福島競馬場で開催される重賞レースを紹介

中央競馬において最も注目度の高いG1レースは福島競馬場では開催されていなかったため、主な重賞(GⅢ)レースを紹介していこうと思います。

福島牝馬ステークス

2004年に行われた牝馬競走体系の整備により、牝馬の出走機会を広げ、牝馬路線の充実を図ることを目的として新設された4歳以上の牝馬による重賞競走です。

東日本大震災の影響で新潟競馬場に移された2011年及び福島県沖地震の影響で新潟競馬場に移された2021年を除き、福島競馬場の芝1800mで行われています。

2006年にヴィクトリアマイルが創設されると、本レースはヴィクトリアマイルの前哨戦として位置づけられるようになり、2014年からは本競走の1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられるようになりました。

創設時から外国産馬が出走可能になったほか、地方競馬所属馬は2006年から、外国馬は2007年からそれぞれ出走可能になりました。

ラジオNIKKEI賞

1952年に皐月賞の前哨戦として4歳馬による重賞競走「中山4歳ステークス」の名称で創設され、第1回は中山競馬場の芝1800mで施行されました。

1954年からは、春のクラシックシーズン終了後の6月下旬~7月上旬に施行されるようになりました。

競走名は1959年と1960年が「日本短波賞中山4歳ステークス」、1961年から1978年まで「日本短波賞」、1979年から2005年まで「ラジオたんば賞」と幾度かの変遷を経ています。

出走資格は1955年から1967年まで、「除東京優駿競争の勝馬」と記され、東京優駿の優勝馬は出走できませんでした。

その為は敗者復活的な性格を帯び、規定が廃されてからも「残念ダービー」の俗称が残りました。

また、外国産馬も1972年~1983年、1992年~2000年、および2005年以降は混合競争として出走資格が与えられていますが、それ以外の期間は外国馬の出走が出来ませんでした。

1997年からは特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属の馬が出場可能になったほか、2009年からは国際競争となり、外国馬も出走可能になりました。

負担重量は定量だった1953年を除き、2005年まで別定で行われましたが、2006年以降はハンデキャップとなりました。

七夕賞

1965年に4歳以上の馬による重賞競走として創設されました。

第1回は福島競馬場の芝1800mで施行されました。

1969年・1971年並びに1975年~1979年は10月に開催されましたが、施行時期が名称に合わないことから、1976年~1979年は競走名を「東北記念」に改称して施行されました。

その後、1980年からは施行時期が書き開催に戻されたことから、「七夕賞」の名称が復活し、合わせて施行距離も2000mに変更されることになりました。

1984年からグレード制施行により、GⅢに格付けされ、1995年からは混合競争に指定され外国産馬が出走可能になったほか、2002年からは特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬も出走可能になりました。

また、2006年から国際競争になり、外国馬も出走可能になりました。

2006年からは夏季競馬場を盛り上げるために設けられたサマー2000シリーズの第1戦に指定されており、夏の中距離チャンピオンを目指す馬が集結します。

負担重量は1972年と1973年が別定で行われたほかは、ハンデキャップで定着しています。

馬場内広場にあるターフビジョンの裏には「ローズガーデン」が設けられています。

「ローズガーデン」は七夕賞にちなんで「天の川」を模してデザインされ、2013年の春に造成されました。

福島記念

1965年に創設された、4歳以上の馬による重賞競争です。

当初は夏季に施行していましたが、その後開催時期は幾度かの変更を経て、1974年以降は11月開催となり、福島競馬のフィナーレを飾る競走として定着しています。

2000年以降はGI・エリザベス女王杯やマイルチャンピオンシップと同日施行になることが多いです。

地方競馬所属馬は1998年から出走可能になりました。

外国産馬は1999年~2002年、2005年以降出走が可能になり、2006年からは国際競争として外国馬の出走も可能になりました。

福島競馬場の入場方法

福島競馬場へは、以下の方法で入場することができます。

  • 「指定席ネット予約」を利用し、事前予約の上入場する
  • 「入場券ネット予約」を利用し、事前予約の上入場する
  • 福島競馬場に来場した後、「入場券の当日現金発売」や「JRA競馬場共通入場回数券」を利用して入場する

ネット予約に関しては指定の予約サイトにて新規会員登録が必要となっています。

入場料金に関しては、開催日が1人に付き100円、パークウインズ時が無料となっています。

営業時間に関しては、開催日は9時~17時、平日に関しては10時~12時、13時~16時に月・火・祝日・年末年始を除いて営業しているようです。

福島競馬場のアクセス

公共交通機関

  • 福島駅東口2・3番乗り場から福島交通バスで約15分、「年金事務所入口」もしくは「競馬場前」下車
  • 開催日に宮城県仙台市より直通する高速バス仙台~福島線が延長運転を実施

  • 東北自動車道福島西ICから車で15分、福島松川SICからは福島県道52号士湯温泉・福島県道114号福島安達線・国道4号福島南バイパス経由で20分

駐車料金については、福島競馬開催時は第1~4駐車場が1000円、パークウインズ時は第1~2駐車場が500円となっています。

上記に記載のない駐車場に関しては無料となっています。

まとめ

今回の記事では、福島競馬場に関して触れていきました。

福島競馬場ではレースだけでなく、イベントなども多数開催されており、レース開催日でも入場料が100円、それ以外は無料で入場することができ、色んな楽しみ方をすることができます。

また、駐車場も無料の駐車場があったり、アクセスも充実している為気軽に遊びに行くことができると思います。

是非遊びにいてってみてください。

本間真一郎

1978年12月22日生。東京大学経済学部中退。 某大手商社で役職に就く典型的なエリートでかなりの知的派。その一方で趣味の競馬歴は既に20年を超えており、2021年のエリ女で3連単を的中させたことを未だに友人に自慢している。 好きな馬はもちろんアカイイト。 趣味は車とウイスキー。最近横浜にバーを開店させたオーナーとしての一面もある。 好きな言葉は「明日の百より今日の五十」。

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